サポーターコラム

【キャリア・サポーター☆コラム】座談会02<前編>~サポーター就任後の変化、研修を受けて感じたこと~

2021年4月中旬に、キャリア・サポーターの4人と、アドバイザーの蒲生智会氏で第2回座談会を実施しました。「まん延防止等重点措置」に基づき、今回もオンラインでの開催となりました。

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  宮川 梨恵さん     田中 香さん     丹羽 恵美子さん     永井 佳里子さん  
■第一弾の座談会の様子はこちらからご覧いただけます。
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  事務局   みなさんご無沙汰しています。4月になって新年度がはじまりましたが、みなさんお忙しいでしょうか?そんな中お集まりいただきありがとうございます。感染症対策で、本日もZoomでの開催とさせていただきました。では蒲生先生お願いいたします!

  蒲生氏   前半はまずは昨年度の振り返りを行いましょうか?みなさんにはキャリア・サポーターに就任いただいて、本事業の研修会もご受講されています。変化があったこと、個人的な感想でも構いません。順番にお聞きしていきたいと思います。では田中さんからお願いします。

サポーター就任後の変化、本事業の研修を受けて感じたこと

  田中さん   私は普段、会社全体の動きを社員に伝えるような、広報的な業務を行っていますが、キャリア・サポーターはそれとはまったく逆の立場で、慣れていませんし、少し恥ずかしい気持ちもあります。でも、反対の立場になることで、サポーターとしてはこういったことが求めているのかな?などわかって、広報の経験が活かせているように感じます。

サポーターの就任については、社長や上司に報告しましたが、「とても良い取組ですね」など非常に喜んでくれました。また、東京都の事業とのことで、びっくりもされました。上層部の方からは、「社内で女性活躍の土壌が出来上がっていないところもあるはずだから、サポーターの活動で学んだことがあれば、社内に共有してほしい」といったことも言われています。

  蒲生氏   私も色々な企業様とお話しさせていただいて痛感していますが、やはり現場だけで女性活躍を推進しようとしても、なかなか進みづらいところがありますよね。トップの理解が非常に重要で、私たちの目指すところでもあります。田中さんの活動に意義を感じてもらえていることは本当に嬉しいですね!

  事務局   サポーターのみなさんには「女性管理職のスキルアップ講座(令和2年度実施)」をご受講いただきましたが、研修会はいかがでしたか?

  田中さん   同じ様な研修を受けると数万円かかるものもありますし、東京都の事業として無料で受講できるのはすごくありがたいです。会場で受講しましたが、ワークが多く、経験や価値観の違う方々とコミュニケーションが取れた点が良かったです。

  永井さん   私も研修会に参加してみて、周りの参加者がキャリアや仕事に対して向上心が高い女性が多くてびっくりしました。私自身は同じ時間を働くならば、パートよりも、社員で働く方がお得かな?と思って社員になった程度で。自分のキャリアについてあまり考えたことがなかったのですが、今更ですが向き合って考えてみようかなと思うようになりました。会社でも、私の様な考えの人が多いので、研修で学んだことをみんなに共有出来たらと思います。

  蒲生氏   研修に参加して、ご自身にも変化があったとのことですよね?

  永井さん   そうですね、周りの社員も私と同じような考えの人が多くて、その中では気付かなかったのですが、研修では年下の方も色々考えている方がいっぱいいましたので、すごく刺激を受けました。
※「女性管理職のスキルアップ講座」は令和3年度も同様の研修会を開催予定/詳細は6月上旬頃発表

  蒲生氏   昨年は感染症対策で、ほとんどの研修会がオンラインで実施されましたが、アンケートの結果を見ると、「グループワークで体感できた」といったことや、「他の受講者の意見が聞けたこと」に価値を感じている方が多い印象でした。永井さんの「会社のメンバーにフィードバックしたい」という考えや、ご自身も意識していこうという点も素晴らしいですね。

  丹羽さん   弊社では男性管理職研修を1回、部下も女性研修を3、4回受けた状態です。共通のテーマの研修会に参加したことで、社内で情報共有ができるようになり、女性活躍をはじめ様々なテーマについて話題にしやすくなった様に感じました。

  蒲生氏   女性と男性管理職が共通のテーマを通じて対話や議論が深まるといったことは、私達も目指したい方向ですね。

  事務局   実は本年度も男女で同じテーマの研修も一部ご用意しておりますので、ご期待いただければと思います。 ※プログラムの詳細は6月上旬頃にご案内予定です

  丹羽さん   私自身が受けた研修で、一番心に残った言葉は「相手を変えることは出来ないが、相手との関係性は変えることが出来る」です。今までは相手に非がある場合でも、自分が我慢してやり過ごせば良いといった見方が周りに多く、得心の行かないこともありましたが、相手のタイプを知り、関わり方のポイントを押さえることで、相手との関係性が変えられるということを聞き、自分の見方が変わって心が少し楽になりました。

  宮川さん    私は研修を通じて女性活躍は女性だけではなく、男性社員にも関係があるということを経営層にも理解してもらうことが出来た一年だったと思います。受講後に社内に持ち帰って話をする時に、弊社は製造業で男性も多いですから、女性活躍と限定するよりはダイバーシティの方向で、みんなの底上げのために女性の活躍も必要ですよ、といった風に話すようにしました。徐々に理解されるようになり、今では経営層主体に男女差や個性の違いを認め合いながら、活躍できる場を考える風土が浸透するようになって、よかったなと思っています。女性社員6人を巻き込んで「キャリアデザイン」や「メンタリング」の研修にも参加してもらいましたし、そういった意味でも第一歩となった年かなと思います

私は、人事として採用活動を行っていますが、女性の応募者からは、女性のキャリアについて質問されることが多くあります。そんな時に(本事業の)研修会に参加して、女性活躍に取組んでいることも示せているので、会社の取組に関する説得力が増したかな?と思います。

個人的にはサポーターの活動で、人生の振り返りが出来て良かったと思います。私自身もあの時はこんな気持ちだったけど、這い上がっての今があると、示すことが出来て本当に良かったです。家族も喜んでくれましたし、社長や上司にもサポーターは適任だよと言われて、自分の範囲を開拓できたかと思います。サポーターのコラムは、社員も読んでくれている様なので、自分を鼓舞しながら頑張れた一年になりました。

  蒲生氏   宮川さんもありがとうございます。2021年3月に発表されたジェンダー・ギャップ指数も世界120位、主要7か国で最下位と、残念なニュースが世間を賑わせていますよね。私もこういった領域で仕事をしているので、残念な思いがあります。ただ、サポーターのみなさんを含めてお会いする女性はみなさん頑張っていて、みなさん自分のキャリアについて考え、真摯に向き合っていますよね。専門家の方から発信される言葉も必要ですが、みなさんの様に身近な存在から、ポジティブに体験を伝えていただくことにすごく価値があると思います。落ち込むこともあるかもしれませんが、あゆみを止めずに少しずつ発信をしていきたいですね。

※ジェンダー・ギャップ指数
世界経済フォーラムが2021年3月末に公表した、各国における男女格差を測る指数で、日本は世界156カ国中120位となった。

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今回はここまで。後編では「今年度の目標」「テレワーク時のコミュニケーションや上司部下との関わり方」をテーマにお話ししました。後編は5月下旬頃に掲載いたします。

★プロフィールは以下からご覧いただけます
  宮川 梨恵さん     田中 香さん     丹羽 恵美子さん     永井 佳里子さん  

  アドバイザー  蒲生智会 氏  

★TOKYO Women’s キャリア・サポーターについてのご案内はこちら

★座談会バックナンバー
座談会 第一弾<前編>~上司から受けたサポートの思い出~
座談会 第一弾<後編~悩んでいる方に、どんなことを伝えたい?~

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