女性従業員のキャリアアップ応援事業

コラム

【経営者(役員等)の皆様へ】メンター髙橋氏に聞く!メンターの役割と経営に役立つ活用方法

今回は、経営者(役員等)向けに個別無料相談を実施しているプログラム「5.(経営者向け)個別メンタリング・コンサルティング」のメンターをご紹介します!

「メンターってどんな役割?」
「実際にどんな方が担当してくれるのだろう?」
「申込みたいけど、自分に有効なのかわからない」

そんな方のために、メンターの髙橋氏がよくある質問・疑問に快く回答してくださいました。
ぜひ検討材料としてご一読ください。

目次

【1】 東京都主催、経営者(役員等)の方向けの相談プログラムとは?

【2】   メンターのご紹介/メッセージ

【3】 髙橋氏がよくある質問・疑問にお答えします!

メンタリングでは、具体的にどんな相談ができますか?
メンタリングの時間は、どのような機会と捉えればよいでしょうか?
どのような観点でメンティーの言葉に耳を傾けているのでしょうか?
よく相談される内容にはどのようなものがありますか?
「無料」でもしっかり相談できますか?
メンタリングによって得られるものは何ですか?
どんな方がメンタリングを受けるといいと思いますか?

【4】 お申込み希望の方へ

 

東京都主催、経営者(役員等)の方向けの相談プログラムとは?

東京都では、企業においてより多くの女性が活躍していけるよう、女性活躍推進法に基づく行動計画の策定支援や、管理職を目指す女性向けのスキル習得支援、キャリアアップについて考えるセミナー、企業経営者や男性管理職を対象とした研修、個別メンタリングやコンサルティング等、12の支援プログラム【無料】を開催しています。

(経営者向け)個別メンタリング・コンサルティング」は、経営者(役員等)の方向けのプログラムです。女性活躍推進についての課題解決を、経営戦略の視点でサポート。2つのコースから選べます!

詳細ページはこちら▶https://www.josei-jinzai.metro.tokyo.lg.jp/program-introduction/mentoring-consulting/

メンタリング
メンタリングは、メンター※が一方的に知識を授けて教えるのではなく、メンターとメンティーが助言、対話を重ねつつ、メンティー本人が気づきを得るように促すものです。
※メンターとは、対話や相談、助言を通じて対象者をサポートする人のことを指します。
コンサルティング

コンサルティングは、企業ごとの課題を洗い出し、専門知識と経験、事例等からより適した解決策を提供しながら、クライアントの行動変容につなげる役割を担っていきます。

ぜひこれからの企業取組推進にご活用ください。

お申込みフォームはこちら ☞ https://josei-jinzai.form.kintoneapp.com/public/23hp-executive-consulting-mentoring

メンターのご紹介/メッセージ

今回は、メンタリングを担当するメンターの中から、髙橋氏をご紹介します!

髙橋 明希 氏
株式会社武蔵境自動車教習所
Brilliant Hope, Inc. 代表取締役社長

専⾨:MBA・コーチング・ヒプノセラピー・⼼理学

プロフィールを見る

髙橋氏より経営者(役員等)の皆さまへメッセージ

私は、皆さんには「どんな大きな問題や課題があり困難な時でも必ず道を開く力がある。」と信じています。人に相談することを躊躇する方は多いと思いますが、その時間を具体的な行動と結果に落とし込む時間にしてみませんか?
私は、中小企業の4代目として会社を継いでおり、後継者に関することや、会社のブランド化、実際に取り組んできたことに対しては特に自信を持ってメンタリングすることができます。また、コーチングコーチの資格を取得していることもあり、社風の改善や組織内のコミュニケーション向上にも多くの実績があります。
客員教授として留学した米国スタンフォード大学では、デザイン思考を研究し、どんな会社でもイノベーションを起こすことができることを学びました。サービス業のイノベーションや新規事業の策定等もご相談に対応することができます。
メンタリングをスタートした時は、困難を嘆く経営者の方が多いですが、終了する頃に、自ら解決策を発見し、晴々とするお顔を拝見することは私の生きがいでもあります。メンタリングで、より良い経営を実現しましょう!私は、経営者の皆さまと伴走します。

髙橋氏がよくある質問・疑問にお答えします!

Q.メンタリングでは、具体的にどんな相談ができますか?

A. まずはどんな悩みでもメンターに話してみることをおすすめします。

後継者が見つからない」「人財の採用と育成ができていない」「販路の拡大の方法が分からない」「新規事業案が見つからない」。経営者の方から毎日のように見聞きするこのようなお悩みやご相談はもちろん、企業の規模を関係なくグローバルな視点や市場の参入が必要な時代ですので、その手のご相談にもお応えすることができます。

現在は、経営に関する各サービスが充実しているように見えて、正直に相談する相手はなかなか見つからない。各種専門家の方に相談をして一時的に効果が見られても、継続して効果を感じることや結果を出すことは難しい現状もあります。

メンタリングの場はクライアント様にとって完全に安心と安全の場。まずはどんなお悩みでもメンターに話してみることをおすすめします。

私は、幼い時から競争が苦手であり、「どうしたら、競争せずにいられるのだろうか?」とばかり考えていました。その思いは経営者になっても変わらずに、自社の差別化だけを考えていた結果、業界初、経済産業省をはじめ、各経営団体で受賞する企業に発展させることができました。そのため、私は差別化戦略、それを実行するための組織づくり、また、スタンフォード大学で学んだ「デザイン思考を通してのイノベーション」が専門分野です。

私自身も後継経営者ですので、後継経営者の育成に関しても多くの実体験と知識があります。

 

Q.メンタリングの時間は、どのような機会と捉えればよいでしょうか?

A. 自分の人生観を明らかにする/自分の潜在意識との対話を通し、自分の価値に気づく/本来もつ創造性を引き出す時間

経営上の問題、課題や悩みなどは、実は経営者の心の内が引き起こしていることが多くあります。私のメンタリングでは、経営の問題・課題・悩みについてお聞きしますが、それを潜在的に起こしている心の状態についてお聞きします。

・社員が育たない。
・販路が見つからない。
・新規事業が創出できない。

主語が、自分以外になっている場合は、真の問題解決をすることができません。

ご相談いただく方々には

私が社員を育てる方法が見つからない。
私は販路の拡大の方法が分からない。
私は新規事業を決めることができない。

自分が主語にならないと、何も解決することができないことをお伝えしています。

自分が持っている固定観念が事業を邪魔していないか?」心と向き合っていただきます。
実は、相談している悩みは「自分には絶対に解決できない」と思い込み、現象として現れていることがほとんどなのです。このような心理的なブロックに気づき、打破してから行動計画に落とし込みを行います。

そのため、メンタリングセッションの時間は

自分の人生観を明らかにする
自分の潜在意識との対話を通し、自分の価値に気づく。
本来もつ創造性を引き出す

私はこのように考えております。

 

Q.どのような観点でメンティーの言葉に耳を傾けているのでしょうか?

A. メンターは、メンティーの完全な味方であり伴走者です。

私の習慣ですが、ご相談いただく方には、「全てを実現する力があると信じてからセッションに参加するようにしています。また、セッションが始まる前に、終了後、クライアントさんが行動する勇気を持った状態で共に握手して終わるイメージをしています。

メンターは、メンティーの完全な味方であり伴走者です。潜在意識や無意識の領域に、メンターの質問を通して気づいていただき、自ら具体的な行動を決めて挑戦することを祈る気持ちで全身で耳を傾けます。ご本人が持つ思考を感情と共に感じられた時、必ずメンティーは行動に移すことができます。その「思考と感情のブリッジをつくることもメンターの仕事です。

 

Q.よく相談される内容にはどのようなものがありますか?

A. 例えば、「後継者が見つからない」「人が育たない」というご相談は、今も私が社長に就任した14年前も変わらずに存在していました。しかし、実際にお話を伺ったり、現場に行き社員の方と接すると、十分に人は育っているのです。後継者候補の方もいらっしゃいます。

――それでは、なぜ、このような相談が絶えないのでしょうか?

人間は、自分のお役目を手放すこと、そして大きく環境が変化する時に、自分を守ろうとする生存本能が機能します。そこで、社長をはじめ経営者の皆さまには、後継者や人財育成を考える前に、自分の人生の目的や意味を考えていただきます。そして、今まで培ってきた体験と経験を次はどのように活かしていくか、じっくりと時間をかけて向き合い決めていただきます。

次へのステップが明確になれば、今手にしている立場・責任・権限などを手放すことができます。実は、このような例は日本だけでなく世界中でよくやり取りされることです。

 

Q.「無料」でもしっかり相談できますか?

A. 私は、プロのメンターです。無料でも有料でも同じように責任を持ちセッションに取り組みます。また、東京都に選出していただいたことを誇りに感じて取り組ませていただいています。

ご相談の内容にもよりますが、正直なところは実際にお会いして最低でも3ヶ月から半年は共に伴走したいという気持ちがあります。

こちらのプログラムでは2回までという限られた時間ですが、プログラムを通していただいたご縁、ここでなければ一生出会うことがなかったご縁かもしれません。そのため、長期プログラムをグッと凝縮して2回で一生忘れることのない時間になるよう努力しています。

実際に経営をしている私たちが、メンターとして一定の訓練過程を経て提供しておりますので、まさに経営者のためのここにしかないプログラムだと私は自信を持ってお伝えします。

 

Q.メンタリングによって得られるものは何ですか?

A. まずは現状の自分に気づく、そして自分の可能性に気づき最大に発揮する力を得ることです。

あなたには、すべての問題や課題をクリアするパワーがあります。日常では“ない”ところに目が向く、“ないない思考”になりがちですが、実はあなたの周囲はリソースが豊富にあるということに気づけば、“あるある思考”に変化します。

もしかすると、問題や課題と思われるものは、次へのチャンスかもしれませんし、近くにクリアしたい「経営のヒント」が溢れていることに気づけば、自分の力で自走することができるかもしれません。

まずは現状の自分に気づく、そして自分の可能性に気づき最大に発揮する力を得ることがメンタリングです。

 

Q.どんな方がメンタリングを受けるといいと思いますか?

A.  下記のような思いは、誰にでもあると思います。一つでも当てはまる方はメンタリングのチャンスを活用してください。

・セミナーに参加しても実際の経営で活かしていることを実感することができない。
・差別化して同業他社の中で圧倒的なブランド力を構築したい。
・経営者としての真のリーダーシップと影響力を身に付けたい。
・常に日常の業務に追われていて、努力が不毛に感じる。
・切磋琢磨する経営者の繋がりを求めている。
・仕事と家庭を両立させたい。
・事業を通してより良い世界を創りたい。

【4】お申込み希望の方へ

優秀な人材を採用・定着させ、経営の多様化と市場競争力を高めるお手伝いをする、個別相談プログラムです。経営に関することはお気軽にご相談いただけます。

今回ご紹介した髙橋氏以外にも、経験豊富な専門家・経営者が、貴社やあなた自身のご相談内容に沿って直接サポート。貴社の課題に丁寧に向き合い、解決へ向けたお手伝いをさせていただきます。

\お申込みを悩む方も、まずはご相談ください!/

女性従業員のキャリアアップ応援事業は、都内企業の経営者(役員等)の方の力になれるよう尽力いたします。

詳細ページはこちら ☞ https://www.josei-jinzai.metro.tokyo.lg.jp/program-introduction/mentoring-consulting/
お申込みフォームはこちら ☞ https://josei-jinzai.form.kintoneapp.com/public/23hp-executive-consulting-mentoring