「えるぼし」「くるみん」とは?
「えるぼし」「くるみん」ともに、都道府県労働局への申請により、厚生労働大臣の認定を受けることができる制度です。
どちらも女性活躍に取り組む企業を認定するものとなりますが、根拠となる法律や目的が異なっています。
えるぼし認定 | くるみん認定 | |
---|---|---|
マーク | ![]() |
![]() |
認定制度について | 「女性活躍推進法」に基づき、女性の活躍推進に関する状況や取組等が優良な企業を認定する制度。認定のレベルは1つ星~3つ星の3段階あり、星の数が増えるほど、女性活躍が進んでいることを表す。特に女性活躍において優れた結果を納めている企業は、「プラチナえるぼし認定」を受けることができる。 | 「次世代育成支援対策推進法」に基づき、一定の基準を満たした企業を認定する制度。女性の仕事と子育ての両立を支援・サポートをしている企業に対して、厚生労働省が認定し取得できるもの。トライくるみん認定、くるみん認定、プラチナくるみん認定がある。また各くるみんの一類型として、不妊治療と仕事を両立しやすい職場環境整備に取り組む企業の認定制度「プラス」が創設された。 |
根拠となる法律 | 女性活躍推進法 | 次世代育成支援対策推進法 |
法律の目的 | 働きたいと考えるすべての女性が、個性や能力を存分に発揮できる社会の実現を目的としている。 | 少子化による経済への深刻な影響が懸念される社会状況を背景として制定された法律で、働き方の見直しによるワーク・ライフ・バランスの実現に取り組み、少子化の流れを食い止めることを目的としている。 |
企業の 取組義務 |
常時雇用する労働者が101人以上の事業主は、女性活躍推進法に基づく「一般事業主行動計画」を策定・届出、公表するよう義務付けられている。(100名以下の企業については努力義務) | 常時雇用する労働者が101名以上の事業主は、次世代育成支援対策推進法に基づく「一般事業主行動計画」を策定・届出が義務付けられている。(100名以下の企業については努力義務) |
くるみん認定 | |
---|---|
マーク | ![]() |
認定制度について | 「次世代育成支援対策推進法」に基づき、一定の基準を満たした企業を認定する制度。女性の仕事と子育ての両立を支援・サポートをしている企業に対して、厚生労働省が認定し取得できるもの。トライくるみん認定、くるみん認定、プラチナくるみん認定がある。また各くるみんの一類型として、不妊治療と仕事を両立しやすい職場環境整備に取り組む企業の認定制度「プラス」が創設された。 |
根拠となる法律 | 次世代育成支援対策推進法 |
法律の目的 | 少子化による経済への深刻な影響が懸念される社会状況を背景として制定された法律で、働き方の見直しによるワーク・ライフ・バランスの実現に取組み、少子化の流れを食い止めることを目的としている。 |
企業の 取組義務 |
常時雇用する労働者が101名以上の事業主は、次世代育成支援対策推進法に基づく「一般事業主行動計画」を策定・届出が義務付けられている。(100名以下の企業については努力義務) |