女性従業員のキャリアアップ応援事業

コラム

\9/7講演会レポート&受講者の声/をご紹介します!

東京都 女性従業員のキャリアアップ応援事業では、令和5年9月7日働く女性のキャリア形成についての講演会を開催しました。
今回は、本講演会当日の内容と、アンケートでいただいた受講者のみなさまの声をお届けします!11/17(金)にも第2回の開催を控えていますので、是非参考にご一読ください。

 11/17(金)講演会講師:株式会社ポーラ 代表取締役社長 及川 美紀 氏
▶11/17(金)開催の、及川氏講演会はおかげさまで満席となりました!ありがとうございます。

▲ベルサール 飯田橋駅前 1F HALL

 

【1】9/7開催!「働く女性のキャリア形成についての講演会」概要

12.働く女性のキャリア形成についての講演会」は、自分らしいキャリア形成や女性活躍のこれからをテーマに講演会・パネルディスカッションを開催します。リーダーを生み出し・育て・支えるためのヒントを得るために東京都がご用意したプログラム。本年度2回を予定しているうちの第1回目講演会を、9/7(木) ベルサール 飯田橋駅前にて開催しました!

第1部は、フジテレビの元アナウンサーで「朝まで生テレビ!」「報道ステーション」他多数の出演経験もある、キャスター・ジャーナリストの長野智子氏が講演。

長野 智子 氏

第2部は、ファシリテーターに株式会社Will Lab代表取締役の小安美和氏。パネリストに取締役、管理職の3名をお迎えし、講演会での気付きや女性活躍推進に取り組む理由、取り組む上での壁や乗り越えた方法について、自社の事例を交えながらお話いただきました。

小安 美和 氏

【2】第1部 講演会

第1部は、キャスター・ジャーナリストの長野智子氏による講演会が行われました。
講演タイトルを『それでも女性登用がプラスなこれだけの理由』と題し、長野氏自身が続けてきた「クオータ制実現」に向けた取材を基盤に、「女性登用」「意思決定層の多様性」の重要性について語りました。

近年は、ニーズの細分化が進み、多様性が求められる時代。長野氏は、日本のジェンダーギャップ指数のスコアが改善しないのは「意思決定層が必要性について腹落ちしていないこと」が最大の原因と述べ、「意思決定層の多様化」のメリットをデータを用いながら詳述。視点を多様化することで、レジリエンスがあり、投資を呼び込み、良い人材を採用しやすくなることを、ぜひ「腹落ち」して帰ってほしいと語りました。

また、世界と日本の比較データを用い日本女性を取り巻く状況を解説。日本固有の特徴として「突出した男女の賃金格差」を挙げ、現状では女性の労働人口を増やす=経済の回復につながっていないことから、企業が女性を管理職に引き上げる、意思決定層に増やすことの重要性を述べました。

▲講演会の様子

▲ 質疑応答 壇上左は小安氏

最後には、受講者のみなさんに悔いのないキャリアライフを送っていただくためにと、長野氏自身のキャリアに役立ったことを体験談を織り交ぜながらアドバイス。「続けることも才能だ」「欠点が最大の個性になる」「気持ちの温度を下げずに持ち、追い風を見逃さない」「心にひとつかみのシスターフッド」等、悩みや後悔しないために実行してきた事を実際のエピソードと絡めて語り、内容の濃い充実した講演会となりました。

質疑応答では「やりたいことの見つけ方について」「女性活躍推進のために、自分が社内でできることは」等の質問に、長野氏自身の経験を交えた回答をいただきました。長野氏が学生の頃、全くやりたいことがわからず紙に書き出したり、いくつもアルバイトに挑戦する等してやりたいことを探したこと。また、やはりトップが腹落ちしている企業が「女性活躍」が進んでいる印象を受けるとし、社員が声の届く人を応援して、トップに理解してもらえるよう働きかけることが有効だと語りました。

【3】第2部 パネルディスカッション

▲ 第2部の様子

▲ パネリスト3名と小安氏

第2部のパネルディスカッションでは、女性活躍の推進に取り組む企業の経営者2名と、女性リーダーとして人事コンサルティング会社で部長職等を兼任されている方1名、計3名のパネリストをお迎えし、取組やキャリア形成の事例とヒントを語っていただきました。

\パネリストのご紹介

◆株式会社TOK代表取締役社長 吉川 桂介 氏
機構部品メーカー。畑で土づくりが大切なように、会社も働き方整備が必要と捉え「トライアル」という形で数々の制度の定着を目指す。「社員が仕事を通して幸せになるように」と、女性活躍推進にも積極的に取り組んでいる。

◆中田工芸株式会社 代表取締役社長 中田 修平 氏
兵庫県豊岡市にある木製ハンガーメーカー。近年、業界と社会の変化を強く感じ、自社独自の育児休暇制度づくりや長時間労働を減らす取組等、働きやすい企業への施策を積極的に行っている。仕事でも家庭でも「性別」で役割を決めるのではなく、能力や意欲で判断・評価できるよう取組を進めている。

◆株式会社トライアンフ 常務執行役員 人事部 部長 / 採用・育成コンサルティング事業部 副事業部長 高井 美葉 氏
女性75%の人事コンサルティング会社。女性社員が多いはずが決定権者は男性比率が高いことを疑問視し、女性の決定権者を増やす取組を以前から進めている企業。また、企業人事向けの事業のため「企業の人事のモデルでありたい」と、女性活躍の取組も社内で小さく実験し、体験談からリアルな声をお客様に届けようと積極的に取り組んでいる。高井氏個人は、管理職のロールモデルとしても意識してお話いただきました。

▲ 左から、吉川氏 中田氏 高井氏


【パネルディスカッション テーマ】
1 ジェンダーダイバーシティに取り組む、その理由について
2 ジェンダーダイバーシティに取り組む過程で、どのような壁があり、またどのようにして乗り越えてきたか?


第1部の長野氏の講演会についての所感に始まり、上記テーマに沿って、それぞれの企業事例に照らし合わせながら具体的にお話しいただきました。

ジェンダーダイバーシティに取り組む理由は、「社員が幸せになるため」や「時代に合った、人材が少なくなる中でも選んでもらえる企業に」「多様な人材を受け入れながら成長していけるように」等、女性活躍を通して、誰もが働きやすく、選ばれる企業にしたいという回答が御三方とも共通するところでした。そして今後より深刻になってくると予想される人材不足の中でも、企業として成長するために取り組んでいきたいと述べました。

取組の過程での壁については、三者三様の事情からの気付きや学び、自社の取組について語っていただきました。

質疑応答の場面では、「女性を役員へ登用することが進みにくい傾向が見られますが、それが難しい理由は?」「女性従業員としてどのようなことができるか」「今の40~50代の女性は、企業においてどのような役割を求められているのか?」等、活発に質問が上がり、それぞれ多様性を目指す企業としての考え方や取締役の立場、同じ女性の立場からご回答いただきました。

【4】受講者の98.7%が「わかりやすい」と回答!受講者の声をご紹介!

受講者アンケートでは、受講者の98.7%が「とてもわかりやすい」「わかりやすい」と回答。92.0%が「役に立つ」と回答しました!

第1部の講演会については、「男性トップの会社が多いので、そのトップの方々に今日の話を聞いてほしい」「女性活躍という言葉に昔から違和感があった。長野さんのお話で腹に落ちました」「女性管理職が必要な理由がとても良く理解できた」「女性が役立つ事は男性も役立つ事だという話にハッとしました」等、長野氏の言うように“腹落ち”したという声が多くありました。

また、「とくにご本人のキャリアのお話は大変有益でした。自分の参考になり、また勇気をもらいました」「ヒアリングした内容に裏付けられたデータやご自身の経験のお話が興味深かった」等、長野氏自身の体験談が全体を理解するのにとても役に立った、勇気をもらったという声も目立ちました。

第2部のパネルディスカッションでは、「普段知ることのできない他企業の様々な取組を知ることができた」「経営者の立場からの女性登用の考え方が理解できたように思う」「意思決定層にまずは意見を言える環境を作るなどスモールステップからでも踏み出せることに気がついた」「とりあえずやってみる、新しいことを議論より実行する勢いが3名とも共通していた」等、3名のパネリストそれぞれの企業で行っている具体的な施策が興味深かった、考え方や姿勢が参考になったという声を中心に、数多く寄せられました。

◆本講演会への申込理由◆

「他社の女性管理職の成功事例、課題等の話が聞きたい」
「『女性活躍推進』にどのようなメリットがあるのか知りたい」
「女性のみならず多様な人材活用の事例・ノウハウを知りたい」

という理由が最も多く、女性活躍や多様な人材活用の注目度が高まっている傾向が見られる結果となりました。

◆申込層について◆

今回お申込みいただいた方は、女性が66.7%、年代としての最多は50代、役職はその他が37.3%を占め、次に課長級職、部長級職、係長級職と続きました。従業員規模は301名以上の企業が41.3%、続いて101~300名の企業が29.3%、51~100名が14.7%。職種は管理的職業従事者、事務従事者が最も多く、業種は製造業が25・3%、次に卸売業・小売業、そして同率で建設業、不動産業・物品賃貸業、サービス業が続く結果となりました!

受講を迷われている方は、是非参考にしてみてください!

【5】11/17(金)開催!株式会社ポーラ 及川氏による講演会

次回の講演会は、11/17(金) ベルサール 飯田橋駅前 にて開催予定です!
講演会講師として株式会社ポーラ 代表取締役社長 及川 美紀 氏をお招きし、『可能性の扉を開ける』と題してお話しいただきます。

及川氏より、ご参加の方へメッセージ・・・・・・・・・・・・・
私たちポーラが目指すのは、「私と社会の可能性を信じられるつながりであふれる社会」。今よりも自分自身の可能性を信じ、人と社会の可能性を信じることができる未来です。
可能性の扉は誰の前にもあります。その扉を開いていく人・企業・社会づくりを目指し共に考える時間にできれば幸いです。
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\おかげさまで満席となりました!
及川氏の生の声をリアルで聞ける機会です。楽しみに足をお運びください!